第11回総合科学技術・イノベーション会議 写真・概要【平成27年9月18日】
第11回総合科学技術・イノベーション会議の様子
自己修復性を備えたポリマーを手に取る安倍総理
タフポリマーをハンマーで叩く安倍総理
伊藤耕三PMによるプレゼンテーションの様子
平成27年9月18日、総理大臣官邸において、第11回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
まず、科学技術イノベーション総合戦略2015における重点化対象施策について決定しました。
続いて、国家的に重要な研究開発について評価案が示され、原案のとおり決定しました。
また、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)について、まず新たに4名のプログラム・マネージャー(PM)を採用することを決定しました。その後、既に推進されている12のプログラムの中から、伊藤耕三PMよりプレゼンテーションがあり、自己修復性を備えたポリマーの修復実演や、タフポリマーの強度を体感するデモンストレーションが行われました。
最後に、安倍総理から、次のとおり御発言がありました。
「本日は、科学技術イノベーション関係の来年度概算要求を省庁横断的に検討し、重点施策を決定しました。生産性の飛躍的な向上をけん引するIoT、人工知能、ロボットなどが多く選ばれました。これらの開発に当たっては、様々な分野の垣根を越えた連携が必要です。
関係府省は、本日の結論を踏まえて、予算編成に向けてしっかり取り組んでいただきたいと思います。
今、拝見した『タフポリマー』は、これまで見たこともない、また触れたこともない、薄く、軽く、しなやかなものでした。自動車の車体に使われれば、安全性が飛躍的に向上するのではないかと思います。
日本は、5年後に、オリンピック・パラリンピックを迎えます。そこで、世界に誇れる日本発のイノベーションを国内外に発信できるよう、『第5期基本計画』をしっかりとまとめていきたいと思いますのでよろしくお願いします。」
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