機関名 日本知財学会
リンク先 http://www.ipaj.org/

展示内容: 
最近の知的財産をめぐる社会環境は急激に変化しています。特に平成14年は内閣に知的財産戦略会議が設けられ、同年7月にはこの戦略会議により知財大綱がまとめられるなど、我が国は知財立国を目指した知財重視戦略に大きく舵をきったといえるでしょう。しかし、まだまだ手探りの段階の今、我々が進むべき道を明らかにするためには、幅広く知財に関わる事象の真理を追求する新たな学問体系である「知財学」が強く求められているといえます。
ただし、このような「知財学」は科学技術、法律、経済、社会学にまたがる幅広い境界領域の事象が対象になる性質のものです。従来このような学際領域を扱う学問分野は未確立であったといえるでしょう。日本知財学会は、このような学問分野を確立するニーズにこたえるべく、知財を生み出す研究者やそれを利用する企業の参加者が中心になって、ニーズ志向の「知財学」を振興するために設立された学会です。その成り立ちから分かるように、幅広い層の知財関係者の参加を求め、科学技術や経営、法律、経済などとの学際領域を中心に研究活動を振興する趣旨で設立された組織です。

 

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