機関名 理化学研究所
部署名 広報室
リンク先 http://www.riken.go.jp/

展示内容: 

当研究所は、自然科学の総合研究所として、基礎から応用にわたり幅広い分野の研究を行っています。今回は、研究成果の中から、

(1)遺伝子の簡易・迅速・完全診断
化学分析をマイクロデバイスの中で行うことにより、サンプルの節減、分析時間の短縮、装置のポータブル化などが可能になります。理研では、遺伝子診断などへの応用を目指し、二液混合を行うマイクロデバイスを開発しました。

(2)糖鎖迅速合成法の開発
理研では、糖鎖自動合成機の開発を目指して高極性タグを用いた精製法、固相反応のリアルタイムでの追跡法などの省力化、自動化に向けた手法を開発しました。

(3)化学プロテオミクスによる新しい生命機能の発見
-ヒストン脱アセチル化酵素HDAC6による微小管の制御機構-
2つのヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤の阻害特性の差を利用することにより、HDAC6が細胞質に存在するα-チューブリンを脱アセチル化し、細胞質微小管の動的安定性の制御に関与していることを明らかにしました。

(4)新規蛍光タンパク質の実用的開発
紫外光を当てると緑から赤に色が変わる蛍光タンパク質を見つけ、「カエデ」と命名しました。カエデを発現する高密度に培養した神経細胞1個1個を、光によって突起にいたるまで簡単にマーキングできることが確認され、光照射で細胞をマーキングする技術の有用性が立証されました。

の紹介を行います。

一つ前の画面に戻ります