展示内容:
遠隔講義システム
概要:このシステムは、多人数教育において講師と生徒との間の対話を促進し、学生の参加意識を増大させることにより、活気のある講義を実現するためのシステムです。
従来の通常講義でも、大教室で週1〜2回開講するスタイルでは、一人一人の学生を掌握するのは困難でした。このシステムは、講義開始時、学生が生徒机のレスポンス端末器から学籍番号を入力することにより「氏名」で個人個人を掌握することが可能です。また、この結果を保存し、出席点として評価に反映させることも可能です。
大教室での講義では、教師から学生への一方通行な講義になりやすく、それを補うための労力は膨大なものでした。このシステムは、講義の進行に応じてアンケートを実施したり、頻繁に小テストを実施することが可能であり、その集計をリアルタイムで行えます。この結果をファイル保存し、平常点として評価に反映させることができます。
このシステムの最大の特色は、出席状況の掌握と、指名した生徒個々のマイク音声ON・OFF制御と、指名した生徒個々を写すカメラ制御をシームレスに一体化したことにあります。そのため、教師からの発問に対する学生の応答から、さらに「なぜ・どうして」そのように考えたかを、任意の教室の個々の学生に問うことが可能です。従来の講義でも難しかった対話型・参加型の講義を、簡易なタッチパネル操作で実現することが可能になりました。
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