展示内容:
◆大阪工業大学バイオベンチャーセンター (Bio-MEM用基盤材料創成技術の開発)
「生体の持つ卓越したセンシングおよびアクチュエータ機能を模倣した医用電子制御機械」と定義されるBio-MEM(Biomimetic-Medical
Electronics Machine)は、将来予測される高齢化社会における予防医療に適用される。
大阪工業大学バイオベンチャーセンターでは、この予防医療のための「人間に優しい医用機械システム」「健康診断システム・薬送達システム」として、微小で携帯可能なメディカルデバイス・モバイルホスピタルの開発を行っている。
同時に、この微小医用機械に利用可能な機能材料の開発も行っている。
特定の細胞・タンパク・酵素を捕捉することにより健康状態をモニタリングし、必要に応じて治癒作業・薬送達を行うために利用される、生体適合性を有するマイクロセンサー・アクチュエータの新規創成に成功している。
今回は、大阪工業大学バイオベンチャーセンターが開発した、バイオセンサー用ZnO薄膜、PZT圧電材料、携帯型モバイルホスピタルの試作機を展示する。
1.Bio-MEM・メディカルデバイス・モバイルホスピタルの製作技術
2.ZnO・ZnMgO創成技術(MBE手法)
3.酵素バイオセンサ創成技術
4.生体適合圧電薄膜創成技術
◆大阪工業大学環境ソリューションセンター (環境負荷低減型 水・廃棄物制御システムの開発)
- 余剰汚泥削減型排水処理システムの開発 排水処理施設の普及にともない付随的に発生する汚泥はその量の膨大さから緊急課題である。この問題を物理化学的方法あるいは特殊微生物の培養等で発生汚泥量をできるだけ少なくする試み(ゼロエミション化)を紹介する。
- 環境負荷低減型有機性廃棄物の資源化・再利用化技術の開発 有機性廃棄物の資源リサイクルを促進する試みである。一つは有機性廃棄物に物理化学的な前処理を施してメタン発酵時間をを大幅に短縮する試みであり,他は有機性廃棄物の高速堆肥化システムであるが堆肥化物の発生量が極端に少なくなる方式である。
◆大阪工業大学リエゾンセンター大阪工業大学の産学公連携窓口機能(技術相談、共同研究・委託研究相談)、推進機能(産学公連携企画、広報)、知的財産管理機能(技術評価、技術移転、特許化支援)、技術シーズ管理機能等についての取り組みを紹介します。
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