展示内容:
群馬大学は、開かれた大学における知の在り方として、「細分化から総合化へ」、大学―知の創造、蓄積、伝達に加えて「知の実現」―を立て、細分化と精緻化のみならず総合を重視する姿勢、社会における実際の課題を発見し、その解決に取り組む「知の実現」が学問自体を深め、その発展にとって重要、不可欠であるという認識をうたっている。この「細分化から総合化」と「知の実現」のための取組が、知的財産本部と産学官連携の活動であると考える。 現実的に実社会の産業経済に有用な結果を生むことによって、初めて大学の機能は実社会に認知される。大学の機能は、産業経済推進活動の一部として位置付けることはできないが、大学でなければなし得ない知の創造、蓄積、伝達とその実現の方法も創成し得るはずである。このため、従来の大学の機能である知の創造、蓄積、伝達をさらに推し進め、これらの機能に加え「知の実現」を積極的に進めることで、大学は知を基本とする社会の中心に位置でき、個性化、高度化、活性化の目標を達成することができると考える。
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