展示内容:
SARSと鳥インフルエンザの脅威から世界を救う抗ウイルス剤の開発: 用瀬電機株式会社は鳥取大学農学部獣医学科の大槻公一教授らと共同で、天然鉱物であるドロマイトを原料に、特殊加工とナノテクノロジーを使ってSARSと同じ群の鳥コロナウイルスあるいは、インフルエンザウイルスに対し強力な殺滅作用を持つ抗ウイルス剤を開発した。
微生物を用いた水質およびアオコ浄化剤の開発: 富栄養化による水質悪化、アオコ発生が環境問題となっている。鳥取県錦鯉養殖漁業生産組合は鳥取大学工学部生物応用工学科の嶋尾正行助教授と共同で、アオコ抑制細菌群を自然界から分離し、それを用いた浄化剤を開発した。この浄化剤は実地試験で、アオコを数日で消滅させ、さらに鯉のウイルス病、浮腫症の感染防止にも有効性を示した。
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