機関名 北見工業大学
リンク先 http://www.kitami-it.ac.jp/

展示内容:

1. 大気中二酸化炭素還元固定化システム用メタン接触分解プロセスの基盤技術開発
概要:大気中二酸化炭素を効率良く固定化する技術開発はあまり進んでいない。
我々は、有機性廃棄物のメタン発酵装置、メタン接触分解装置、燃料電池等を組合せた新規なシステムが有望な候補技術になると考え、現在はメタン接触分解プロセスの研究に注力している。このシステムで例えば生ゴミを処理すると。大気中二酸化炭素を固体炭素として固定できるだけでなく、純水素を製造でき、最終的には電力と熱を供給できる。しかもこの炭素はカーボンナノファイバーであるところに本技術の特徴がある。


2. DME選択還元脱硝触媒に関する基礎研究
概要:本研究は、DME大型ディーゼルエンジン発電システム開発の一部を構成する要素技術の開発に関するものである。
DMEは環境に対する負荷が極めて低い燃料として注目されているが、燃焼時に発生するサーマルNOxは触媒脱硝装置で除去する必要がある。従来の触媒脱硝装置の還元剤は主にアンモニアであるが、上記システムにおいては、燃料であるDMEを還元剤として利用できれば大きなメリットが生まれる。そこで、DMEを還元剤とする触媒脱硝システムの中核技術となる新規触媒の開発を共同で推進している。

3.ハマナスの強力な抗酸化活性を利用した新食品
概要: 江戸時代、秋田藩から蝦夷(北海道)に派遣された、医師の岩谷省達が水腫症の治療と予防について、「胡地養生考」に書いています。この書にはアイヌがハマナスの花を水腫症に用いており、効ありと記録されています。新食品は新鮮なハマナスの花を急速に乾燥したものです。ハマナスの花にはポリフェノールが豊富で、ビタミンCを安定化させています。新食品には身体の酸化を抑えて、老人臭、便臭の改善、美白効果などがあります。【特許出願中】特願2003-058268


キーワード
メタン接触分解
DME脱硝触媒
機能性食品

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