機関名 同志社大学 知能情報センター・バイオミメティックス研究センター
リンク先 http://www.doshisha.ac.jp/kyouiku/kenkyu_c/index.html
展示内容:
タンパク質は、栄養素としてはもちろんのこと、ヒトを含めた生物の体を形成し、生命現象に直接関わるという意味で非常に重要な物質である。 タンパク質の持つ機能は、その構造と密接に関わり、その立体構造を知ることが機能を知ることにつながる。実験的手法によって立体構造を解析する場合には、解析できるタンパク質の規模や量に制限があるため、コンピュータによるアミノ酸配列からの立体構造予測が可能となればその意義は大きい。自然に存在するタンパク質がとる立体構造は、エネルギーが最も低い状態(エネルギーの最小状態)であり、エネルギー状態はアミノ酸配列によって一意に決まる。つまり,あるタンパク質のアミノ酸配列が決定すれば、そのタンパク質がとる立体構造は必ず一つに決まるということである。この原理に基づき、第一原理からタンパク質の持つエネルギー値を予測し、その値が最小値となるように構造を同定する。この手法は、解が得られれば非常に精度の高い解であることが予想されるが、非常に膨大な計算資源を必要とする。そこで、紹介するシステムでは、専用のPCクラスタとアルゴリズムを用意し処理を行っている。

キーワード
バイオインフォ
PCクラスタ
最適化

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