展示内容:
原研では、高出力レーザーパワー伝送と画像観察を併行して行うことが可能な複合型光ファイバを開発しました。本技術が低侵襲医療技術であるレーザー治療に適用できると考え、1本の光ファイバで治療部位の観察とレーザー治療が両立可能な光伝送システムを構築しました。本システムにNd:YAGレーザー光を入射し、最高伝送出力70W、伝送効率70%の導光に成功しました。この1本のファイバで画像とレーザー光を併列伝送する技術の開発は世界初となります。本ブースでは、図1に示すように、これまでの研究に基づいて開発した複合型光ファイバと、画像及びレーザー光を分離・統合する装置等を組合せた硬性内視鏡システムを展示します。
|