展示内容:
C型肝炎ウィルスによる肝炎患者に対するインターフェロン療法は治療のスタンダードであるが副作用が強く、またこれまでに当該薬剤で治療された30−35万人(薬剤費にして5,000〜6,000億円)のうち、効果が得られたのは30−40%である。従って当該薬剤投与前に効果がある患者とない患者を予測する技術が開発できれば、患者の負担だけでなく医療費削減効果も大きい。
今般、金沢大学は(株)ジェー・ジー・エスと協力し、DNAマイクロアレイを用いたインターフェロン投与前に効果を予測する技術の開発に成功した。
展示ではオーダーメード医療とはなにかという話からC型肝炎やインターフェロン療法、開発したマイクロアレイ、解析方法、予測結果、将来の可能性などに関してパネルなどを用いて紹介する。
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