機関名 京都府立大学 葉緑体ゲノム工学研究チーム

展示内容:
葉緑体ゲノム工学は,植物細胞に特有のオルガネラである葉緑体のゲノムを操作する技術で,環境安全性に優れた葉緑体形質転換植物を開発する技術である。葉緑体形質転換植物は,(1)花粉を介した組み換え遺伝子の環境拡散のリスクが非常に小さい,(2)組み換え蛋白質を安定に大量生産できる(葉緑体工場),など従来型の遺伝子組み換え植物を超えた優れた特性を持つ。今回,NEDO「植物の物質生産プロセス制御基盤技術開発」の支援で開発した葉緑体形質転換植物の特性を示し,葉緑体ゲノム工学のもつ高いポテンシャルを紹介したい。

キーワード
遺伝子組換え植物
葉緑体工場
物質生産

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