機関名 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻
所在地 980-8579
仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-11-606

展示内容:
我々は、癌標的治療薬としての開発を目指して、異なる二種の抗原を同時に認識しうる最小の二重特異性抗体(diabody)の研究に取り組んできた。近年、構築した癌関連抗原としてEGFR、リンパ球表面抗原としてCD3を認識するdiabody(Ex3)は、強力な細胞傷害性を示し、マウス実験においても顕著な効果を示した。既に低免疫原性化を目指したヒト型化も終了しており、トランスレーショナルリサーチへの展開に期待が持たれている。我々の蛋白質工学を駆使した医用に向けた分子の創成と研究成果を紹介する。

キーワード
癌標的治療薬
組換え型抗体
蛋白質工学

一つ前の画面に戻ります