機関名 新潟大学大学院 自然科学研究科

展示内容:
花粉の出ないスギを創る スギ花粉に含まれるCryj1、Cryj2の抗原が原因で近年スギ花粉症患者が急増しており、現在全人口の16%を越えている。スギ花粉症は、患者に苦痛をもたらすだけでなく、その経済的損失は年間2860億円に達し、日本の大きな社会問題となっている。このスギ花粉症を解決するため、スギ林からの花粉の飛散を抑制することが求められている。スギ雄性不稔は花粉を全く生産しないことから、スギ林からの花粉飛散対策として最も有効な材料である。このスギ雄性不稔を用いたスギの品種改良とその実用化を目指す。

キーワード
スギ花粉症
雄性不稔
花粉症対策

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