展示内容：
埼玉大学における研究活動の取組についての紹介。１．多種多様な「匠の技」を効率的かつ確実に内面化するため、マルチメディア技術を用いた熟練技能伝承システムと連携して、バーチャルリアリティによる視覚情報とロボットによる力覚情報を組合せた新たな没入型仮想共有環境システムによる熟練技能伝承事例を紹介する。この内容は「匠の技」を体験できる先端的ロボットCAMRobotとして、愛・地球博プロトタイプロボット展で一般公開します。２．経産省平成16年度地域新生コンソーシアム研究開発事業より委託を受けた「廃石灰、廃硝酸から高品質、安価な硝酸Caの新製造技術の開発」を実施し、環境調和型の資源循環システム技術を基盤としたゼロエミッション製造可能な試験プラント装置を開発した。具体的には石灰の廃棄物である石灰泥と産業廃棄物である廃硝酸を原料に用いて高品質で安価な硝酸カルシウムを製造できた。