展示内容: ブルーベリーは冷涼な気候を好む果樹であるが、健康ブームの中で九州のような暖地での栽培法の確立が期待されている。そこで宮崎県におけるブルーベリー栽培技術の開発と抗酸化能を含む果実品質の品種間差異について検討した。キンカンは宮崎県が全国の約70%を生産しており、宮崎ブランドとしての地位を築いているが、その栽培品種はニンポウキンカンのみであり、新品種の育成が望まれている。今回発見された突然変異体は倍数性周縁キメラという組織学的特徴を示し、また果実形質に有望な形質が認められ、新品種として注目される。
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