展示内容: 本発話ロボットは、人間の発声器官を全て機械的に再現し構築したものです(図1)。聴覚フィードバック学習により、人間が目標となる音声を与えるだけで、ロボットが自己学習により自律的に発話動作の獲得をおこないます。機械システムが人間のように音声から発話動作を適応的に学習し、再現する技術によって、人間と同様の発話動作により発話し、また特定の人の声まねをしながら対話のできるロボットが実現できます(図2)。更に、聴覚や発話動作に障碍を持った患者が、ロボットの動作を見ながら対話的に発声訓練できるシステムの提案も可能となります。
<図1>
<図2>