展示テーマ：
北見工業大学が取り組む地の利を活かした研究および人材育成

展示内容：
　北見工業大学は、日本最北端の国立大学であり、寒冷地工学の拠点形成を目指している。北見を中核都市とするオホーツク地域の主たる産業は、農業や林業などをはじめとした、1次産業である。本学では、地の利を活かし、（１）「エネルギー・環境」（２）「バイオ・材料科学」（３）「情報科学」（４）「社会基盤」の４つの研究推進分野を掲げ、１１の研究プロジェクト（研究推進センター）を展開している。
（１）エネルギー・環境
・オホーツク地域環境保全研究推進センター
・バイオマスエネルギー研究推進センター
・低品位エネルギー有効活用研究推進センター
（２）バイオ・材料科学
・ナノ表面材料創成研究推進センター
・水素分離・精製研究推進センター
・北方圏バイオ資源研究推進センター
・バイオダイナミクス研究推進センター
（３）情報科学
・知的情報システム研究推進センター
（４）社会基盤
・寒地環境防災研究推進センター
・雪氷研究推進センター
・水環境研究推進センター

　また、平成18年度より、科学技術振興調整費「地域再生人材創出拠点の形成」事業にて、「新時代工学的農業クリエーター人材創出プラン」を展開している。第１次産業地帯にある工業大学として、工学を活かした循環型・環境調和型、さらにはGPS・GIS活用精密型の農業とその産品の安全、安心、健康を考慮した食品加工技術を含む工業化に向けた工学的農業クリエーターの育成に取組んでいる。建設業の第1次産業関連業種への転換を支援する。