この度、科学・技術の重要性や産学官連携の成果を国民に広くPRする目的で、「科学・技術フェスタ in 京都−平成22年度産学官連携推進会議−」を開催します。 本年は、現在政府で検討中の「グリーン・イノベーション」や「ライフ・イノベーション」などを柱とする「新成長戦略」をテーマとして取り上げるほか、産学官連携による シーズとニーズのマッチング、高校生から一般向けの科学実験教室など各種企画を行う予定です。
総合プログラム(PDF)part1, part2(460kb)
◆メインホールプログラム
◆イベントホールプログラム
◆アネックスホール・Room Aプログラム
小柴昌俊先生、小林誠先生、田中耕一先生が、自身の高校時代などの体験を通じながら、高校生を中心とした次代を担う若者に向けたメッセージを発信します。
未知の宇宙へ究極の挑戦を続ける日本の宇宙科学について、小惑星探査機「はやぶさ」や金星探査機「あかつき」などの最新情報を交えて紹介するとともに、参加者からの宇宙に関する質問にも答えます。
日本学生科学賞等で入賞した高等学校の科学部などによる、ポスター発表を実施します。
SSHは高等学校で先進的な理科教育に取り組む高等学校であり、このうち京都近郊のSSH9校がブースを設け、取り組みの成果についてポスター発表を実施します。(JST理数学習支援部 スーパーサイエンスハイスクール支援事業)
「アイデア勝負!高専ロボコン in 京都」 高専学生が与えられた競技課題にアイデアと技術力で競い合う「高専ロボコン全国大会」2008&2009において観客を沸かせた5高専(津山・香川・広島商船・呉・北九州)のロボットが京都に集結し、ユニークなパフォーマンスをお見せします!
津山高専「キカイタイソウ」
(高専ロボコン2008ロボコン大賞)
香川高専(詫間キャンパス)「SKY」
(高専ロボコン2009優勝)
広島商船高専「新!!シンデレラの巻」
(高専ロボコン2009ロボコン大賞)
呉高専「7πRADIAN」
(高専ロボコン2009準優勝)
北九州高専「シシマイティー」
(高専ロボコン2009ベスト4)
益川先生が受賞された2008年ノーベル物理学賞のメダル・賞状のレプリカ及び受賞関連パネルの特別展示を行います。 (メダルは現物と併せてノーベル財団から益川先生に贈呈 されたレプリカ。賞状は国内で複製したもの。)
科学オリンピックやSSHなど高校生が活躍する映像をはじめ、最先端の科学技術等を扱った番組(サイエンスチャンネル)の数々を上映します。(JST科学ネットワーク部 サイエンスチャンネル)
視覚に障がいを持つ児童生徒の科学や数学の学習におけるバリアフリー化を目指して、五感を使った科学コミュニケーションの手法開発が行われており、実際に使用されている教材(点訳ソフト、凹凸のある地球儀など)や手法を展示紹介します。(JST科学ネットワーク部 地域の科学舎推進事業)
<コズミックカレッジ〜宇宙環境と宇宙での生活〜>
「地球や月、その他の太陽系惑星の環境の違いとは?」、「宇宙で人が生活するためには何が必要か?」など、宇宙開発の最新情報を交えたお話や真空環境実験などの実験を体験しながら、宇宙環境と宇宙での生活について学びます。(高校生30〜40名程度対象、所要時間:90分程度)
【時間割】1)11:00〜12:15 2)13:15〜14:30 3)15:00〜16:15
【募集方法】当日整理券 各回35名程度
「産総研」は「持続的発展可能な社会」を実現させるために、最先端の領域から基礎基盤のデータ整備に至るまで、非常に幅広い研究開発を行っています。
今回は、「燃料電池」・「太陽電池」・「体内時計」・「二酸化炭素」というテーマを取り上げ、研究者との議論や実験を実際に行っていただけます。
私たちの生活と関係ある色々な科学・技術をぜひ一緒に考えましょう!
<Aコーナー>(実験できる方は、各回36名までとさせていただきます。所要時間:60分程度)
1) 燃料電池の実験教室 9:40〜10:40 , 13:00〜14:00
2) 太陽電池の実験教室 11:00〜12:00 , 14:30〜15:30
<Bコーナー>(実験できる方は、各回36名までとさせていただきます。所要時間:60分程度)
1) 体内時計出張講座 9:40〜10:40 , 13:00〜14:00
2) 二酸化炭素の正体 11:00〜12:00 , 14:30〜15:30
<先端技術開発プロジェクト最前線>
NEDOウェブサイトの人気コンテンツ「よくわかる!技術解説」をつかって最新の技術開発を学べるコーナーです。
<超伝導実験>
高温超伝導体を使って、超伝導現象(マイスナー効果など)を体験し、
超伝導について理解を深めます。(高校生40名程度対象、所要時間:90分程度)
<バイオ実験>
DNA抽出(ニワトリの肝臓からDNAを抽出)や細胞核の染色を通して、
ゲノムや遺伝子に対する理解を深めます。また、最新の研究成果として、iPS細胞の観察を通して先端研究に触れていただきます。(高校生40名程度対象、所要時間:90分程度)
<京セラソーラー環境出前授業>
最近良くみる太陽電池。なぜ発電するのか知っていますか?皆さんの疑問に答えます。見て触って、本当に発電するか実験してみませんか。疑り深い高校生諸氏集まって下さい。そして地球環境のことも一緒に考えましょう。
<あなたも体験できる最先端の分析と実験>
分析計測機器による観察体験・計測体験(株式会社島津製作所)
・走査型プローブ顕微鏡による未知の微小領域の観察体験
・蛍光X線分析装置による日常のさまざまなものの元素測定体験
実験キットによる体験型実験(株式会社島津理化)
・燃料電池自動車、蓄電実験器と鉄道模型による体験型実験
・脈拍センサーとコンピュータ計測による体験型実験
東京お台場のパナソニックセンター東京にあるリスーピアは広く小中高校生の皆さんに理数の魅力とふれ合っていただくための体験型ミュージアムです。今回は展示内容の一部とビデオでリスーピアを紹介させていただきます。
<よみがえる恐竜/恐竜3Dぬりえ>
・現実と仮想の融合や実寸感覚といった最新の複合現実感技術を用い、恐竜を題材に進化について体験的に学ぶことができます。
・このような体験を通じ、最先端の科学・技術が社会へ浸透することについて体感できます。
<新しい地球の見方>
日本科学未来館のシンボル展示である「ジオ・コスモス」、全く新しい概念で球体を平面地図に変換した「オーサグラフ」、そして自由に地球を動かせる「触れる地球」。その3つを連動させる日本科学未来館のプロジェクトを紹介するとともに、「触れる地球」の実物展示を行います。
<世界トップレベルの研究に触れよう>
日本で行われている、世界トップレベルの研究内容を若手研究者からわかりやすく説明し、最先端の科学技術についての理解を深めます。
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
原子・分子が主役となる新たな材料科学の創成
東京大学 数物連携宇宙研究機構(IPMU)
宇宙の作り方
京都大学 物質−細胞統合システム拠点(iCeMS)
しっかり遊べ
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター(IFReC)
免疫学の最前線へ
物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)
マルチカラーエレクトロミック材料 〜カラー電子ペーパーで変るライフスタイル〜
大阪産業大学での創造性と技術力に優れた人材を育成する実践教育のひとつであるソーラーカー・プロジェクトの展示を通じて「モノを造るよろこび」や「エネルギーの大切さ」を理解していただきたいと考えています。
『HAL』(Hybrid Assistive Limb®):体に装着することによって、身体機能を拡張したり、増幅したりすることができる世界初のサイボーグ型ロボットの現物展示を行います。
新たな価値を創造する技術を体感して頂きます。3D撮影、色素増感太陽電池、バイオ電池、WiFi位置検出や拡張現実感技術、情報配信サービスなど、楽しみながら「創る、デザインする」技術を実感して下さい。
地球環境に貢献する東レの先端技術についてご紹介するとともに、それら先端技術を利用した簡単な化学実験を行います。
(例:水処理膜、炭素繊維)
トヨタが考えるEV、FCV、PHVなどの次世代車の棲み分けの姿や、未来の交通社会をパネルとイメージ映像でご紹介します。 その中で活躍する電動パーソナルモビリティーのWingletとi-REALの実物を展示し、パネルと映像で解説します。
鮮やかで迫力ある映像表示かつ斬新なスタイルを実現する新しいカテゴリーの大画面テレビ「レーザTV」を紹介します。展示会場で従来のテレビよりも鮮やかで迫力のある映像をご体験ください。