日本原子力研究開発機構
原子力研究開発機関としての福島支援事業
今般の震災を踏まえ、「我が国の復興・再生に向けた産学連携の促進」を実施すべく、原子力機構は今年5月に福島支援本部の設置を決め、7月には福島大学と連携協力協定を締結しました。この協定により、福島の復興・再生に向けた環境修復の戦略策定と、環境修復を行う人材育成の効果的な実施が期待されます。また緊急時環境放射線量情報予測システムの世界版WSPEEDI-Ⅱによる原発事故の解析により、放射性物質の拡散を再現します。さらに福島第一原発に派遣された、ロボット操作車、屋内作業ロボットを紹介します。その他、熱中症警告装置、校庭の放射線量低減対策の検討、学校除染モデル事業の技術的支援、プール水の浄化方法などを紹介予定です。