展示内容:
(社)農林水産技術情報協会は、農林水産関係の8独立行政法人研究機関が開発した特許等を産業利用する仲介を行っています。技術分野は農林水産業、食品製造業、環境改善、遺伝子操作など多岐。流通可能な特許は約500件にのぼります。
・絹タンパク質を素材とする抗血液凝固物質
絹フィブロインをクロロ硫酸処理し、従来の50倍以上の抗血液凝固活性をもつ硫酸化絹フィブロインの創出。採血時の血液凝固防止、抗血栓性材料など。
・微細加工技術とマイクロチャネル乳化
マイクロチャネルを介して、分散相となる油(水)を加圧して、連続相となる水(油)の中に分散させて均一なエマルションを作る。人工赤血球、高付加価値食品、医薬品、化成品。
・海藻醗酵素材の開発
海藻を醗酵させる技術を開発、これは海洋性の植物性基質を醗酵させる初めての技術。利用が期待される分野は水産餌飼料、健康食品素材などがある。
・魚の自発的な摂餌による給餌装置
魚自身の食欲に応じた、魚自身による摂餌により、より自然で効率の良い栄養摂取。残餌が少なく、環境に優しい養殖への一つの道がひらかれた。
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