展示内容：
　当社は、電気通信大学が生み出す知的資産の企業への技術移転を進めている。またベンチャー企業創設のサポートなど新たな産業創出の支援を行っている。展示では、⑭キャンパスクリエイトの紹介、保有特許の概要紹介などの資料展示および以下２点の特許内容を紹介する。
１）ログ・ファイル保護システム（図１）
特開2001-142764,発明者）小池英樹、高田哲司　
本手法はバックアップをファイルシステム内に隠蔽（逃げログ）することで、不正侵入者によるログ情報の改竄・削除を困難にし、ログファイルを保護する手法である。この手法は既存の手法よりも確実な保護が可能であり、また種々のアプリケーションに組み込み可能である。
図１

２）赤外線照射支援による高分子精密射出成形法(図２)
特許番号3169786,発明者）黒崎晏夫　
成形金型キャビティの難転写区域の型壁部分を赤外線透過性材料で形成し、射出成形時に外部光源から型壁部分に赤外線を照射し、樹脂材料の流動性を高める成形法である。本成形法は、例えば，精密小型レン ズ，精密反射鏡，光コネクターなどの無光歪の光学部品、極薄の樹脂成形品などの成形に適している。
図２