機関名 北見工業大学地域共同研究センター
部署名 (特になし)
所在地 〒090-0013 北見市柏陽町603-2
問い合わせ先 TEL:0157-26-4163 ,FAX:0157-26-4171
リンク先 http://www.crc.kitami-it.ac.jp/

展示内容: 
 熱吸収材、蓄熱体、及びそれらの製造方法(特願2001-291894)我が国における1次電池の総販売量は年間約52億個、使用済み廃乾電池再資源化処理量は約17千tに達する。処理過程において酸化亜鉛、酸化マンガンを主成分とした約7千tの焙焼粉末が得られる。本発明は、焙焼粉末で作製した皮膜並びに加圧成形体が極めて優れた光・熱吸収特性を有することを見いだし、熱吸収材、蓄熱体への利用並びにその製造方法を提供するものである。
 セルロース溶解性溶媒及びセルロース溶液の調製法(特願 2002-061464)溶解が困難であるとされるセルロースの溶媒として、アミン/チオシアン酸塩系を新規に見出した。その溶解力、溶解の機構を明らかにするとともに、この溶液がセルロース濃度、温度に依存して、ゲル及び中間相を形成することを示した。セルロースの均一分散、薄膜形成などへの応用が期待できる。
 次世代耐熱性電磁波吸収体とその革新的製造プロセスの研究開発(特公開2002-094282、国際公開番号WO 02/23968 A1)広帯域型耐熱性電磁波吸収体の新規な製造方法を開発した。試作品は 4.0〜110GHzの帯域において20〜40 dBの反射損失量を示した。ポイントは、予め設計通りの形状に成型した無機多孔体の細孔内にメタン分解触媒を担持し、所定温度下でメタン分解反応を行い、導電性炭素粒子をその場で生成させる事である。

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