展示内容:
日本大学は,14学部,18大学院研究科,30研究所からなり,約3000名の研究者を擁する総合大学です。「大学等技術移転促進法」に基づき,平成10年12月に当時の文部省・通産省より第1号の技術移転機関(TLO)として承認された日本大学国際産業技術・ビジネス育成センター(NUBIC:Nihon
University Business Incubation Center)は,日本大学全教職員の豊富なアイデアや研究成果を,21世紀の日本経済,特に中小企業・ベンチャー企業のイノベーションに貢献できるよう活動しております。設立以来の特許出願件数は,300件に届く勢いにあり,ほとんど全ての分野に渡っており,企業への技術移転件数は,27件に達しています。今回は,以下のものを展示します。産学連携の典型的な例として,歯学部の新井助教授と(株)モリタ製作所とが共同開発し,NUBICを通して技術移転・製品化された「歯科用3次元画像診断装置」があります。この装置は,X線の被爆量が低く,歯の位置関係を正確に把握できるため正しい診断を行うことができます。また,医学部の福島
助手が発明し(有)北信義肢が製品化した「肩サポーター」は,胸当て部と肩・腕当て部を別々に装着できるので,体へのフィット性が高く,装着が簡単で,肩関節脱臼の防止・治療等の効果やスポーツの訓練・矯正等の効果を高めることができ,また肩関節のアイシング固定や保温が簡単,かつ容易に行うことができます。また,100件を超える技術シーズもご紹介いたします。
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