展示内容:
神戸大学共同研究開発センターでは、以下に示すようなナノテクノロジーやバイオテクノロジー関連を中心に神戸大学発の技術シーズと神戸大学の産学連携への取り組みを展示する。
1)[新規の機能性微粒子創製法](神戸大学工学部大久保研究室)
多機能型微粒子材料の精密設計という観点から一貫してその創製と応用に関する研究を行ってきた大久保研究室からは非常に簡便な中空高分子微粒子,表面に凹部を多数有する特異な形態の高分子微粒子,磁性を有する中空粒子,及び香料含有カプセル粒子など,最近特許出願した新規の機能性微粒子創製法を紹介する(下写真参照)。
2)[富栄養化の湿原への影響評価と保全管理手法の開発](神戸大学農学部大塚研究室)
都市近郊型湿原における有機化学的指標を用いた湿原環境の類型化と評価に関する研究を進めてきた大塚研究室からは、水質の類型化を目的とした、ため池の水から多量の水溶性有機物(DOM)、懸濁物質(SS)および底質の有機物を分離・濃縮・精製する手法の確立およびそれらの有機成分の分析法の開発について紹介する。
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