若手職員対談

CROSS TALK

内閣府本府採用の若手職員に就活から今までの業務経験、今後の目標などについて、ざっくばらんに話してもらいました。

座談会に参加した職員

加藤 駿 大臣官房企画調整課審議会等専門職付
小鍋 芽依 経済社会総合研究所総務部会計課

インタビュー内容

就活について

加藤  内閣府に興味をもった理由としては、何気なく見た政府広報のテレビCMでした。そこから自分なりに内閣府の事を調べて、幅広い業務を経験できる点に魅力を感じ、志望しました。自分では気付かなかった興味や関心のある分野に出会えるチャンスが多くあると感じ、就職先として内閣府を考えました。
  また、官庁訪問についてですが、僕の人生で初めての「就職面接」が内閣府の官庁訪問でした。とても緊張してしまい、最初の面接で口が回らなかったことは今でも恥ずかしい思い出です。
  ただ、面接の回数を重ねていくにつれ緊張はほぐれ、僕の内閣府に対する気持ちをきちんと伝えられたことはよかったなと当時の自分を褒めてあげたいです。

小鍋  内閣府は基本2年で異動があると聞き、幅広い業務を経験したいと思い内閣府を志望しました。他の省庁にはない多種多様な業務に携われる機会があること、また、出向者が多いことも知り様々なバックグラウンドを持った方々と関われることに魅力を感じました。
  官庁訪問については、緊張しており内容はほとんど覚えていません(笑)。ただ、当時の任用係の方々がとても気さくに話しかけてくださったのを覚えております。お堅いイメージがあったのでびっくりしました!その際に内閣府楽しそう!働いてみたいなと思ったことをよく覚えています。

入府1年目の思い出

加藤  これはよく言われがちではありますがやはり「お堅い」イメージがありましたし、ものすごく厳格な組織だと思っていました。でしたが、実際に働いてみると、とても風通しの良い職場でした。休みの相談などもしやすく、職場での雑談では、スポーツの話題やK-POPアイドルの話などで上司と盛り上がりすぎてしまうことも多々あります。
  社会人1年目の頃は、業務プロセスや基本的なこともわからず、業務に時間がかかりすぎてしまうことがあり苦労しましたが、何がわからないのかを明確にし、上司のお時間を奪わないよう簡潔に質問することを心がけ解決していました。

小鍋  新人研修最終日、「サイバーセキュリティ・情報化推進室ネットワーク担当」に配属と聞いたときはシステム関係に苦手意識を持っていたため不安な気持ちが大きかったです。システム用語を覚えて理解するのは難しかったですが、勉強していくうちに段々と知識を身に着け、自分自身で成長を感じることができ働いていて楽しかったです。また、当時の上司が「わからないことをわからないままで終わらせないように。自分で調べてわからなければすぐに聞いてね。」とおっしゃってくださったため上司へ気軽に質問がしやすい雰囲気であり、システムへの苦手意識はなくなりました。

今までの業務経験について

小鍋  思い出が残っている業務は、デジタル庁が提供する「ガバメントソリューションサービス(GSS)」に携わった業務です。こちらは1・2年目の際に経験しました。主に業務用端末やネットワーク環境などの業務実施環境を整える業務を担当しました。内閣府・内閣官房の担当者はもちろん、デジタル庁・復興庁・こども家庭庁等他省庁の担当者と密に連絡をとりプロジェクトを進めることは大変難しかったですが、大きなやりがいも感じました。内閣府は本府・8号館以外にも都内に複数拠点があるのですが、GSS業務の際にそのほとんどの拠点を訪れたのが印象に残っております。当時は業務を通してたくさんの方々と関わることができ、協力していただき大変感謝しております。
  現在は、前部署とは全く違う会計の業務を行っております。今後どの部署に異動しても活かせる仕事なので1つ1つ理解し丁寧に勤めていきたいです。

加藤  今まで経験した業務としては統計の集計・公表作業。また審議会の運営を経験しました。また、総括業務も担っていたので部・課全体が円滑に業務をこなせるよう様々な調整業務を行っていました。
  どれも簡単なものはなく苦労はしましたが、上司の助けもあり、何とかやりきることができました。やりがいがあり、僕自身の知見が広がった気がします。
  学生時代に経験したカフェでのアルバイトでの電話対応や様々な業務を同時に行うマルチタスクは役に立っていると感じています。
  印象的だったのは公表業務です。僕が作成した資料が実際に公表され、世に出た時の独特の緊張感と達成感が印象に残っています。
  僕自身2年目で、まだまだ経験は少ないですが、内閣府でしかできない貴重な業務ばかりで毎日いい刺激を受けながら業務をすることができています。

休日の過ごし方

小鍋  友人とのみに行ったり、ライブに行ったりアクティブに活動する日もありますし、一日中家で漫画を読んだりアニメを見たりして過ごす日もあります。
  長期休みは、実家の猫に会いに栃木へ行ったり旅行に出かけたりもします。去年の夏季休暇は仲のいい後輩と大阪旅行に行きとても良い休暇でした。今年は長崎に行く予定です!後輩とこんなに仲良くなれると思っていなかったので嬉しいですし、癒やされます。いいリフレッシュになります。

加藤  最近はもっぱらお酒にあう美味しい一皿を求めてビストロ巡りに没頭しています。また、趣味でフットサルをやっており、内閣府の職員で集まりみんなでフットサルをしていまして、そこで知り合った先輩方とのご縁ができることも楽しみの一つです。また、Jリーグのシーズン中はサッカー観戦をしにスタジアムに足を運ぶことあります。
  あまり多趣味ではないので一人でショッピングをする日もあり、そういった日は、気になるカフェにふらっと入りのんびりと過ごしています。

今後の目標や経験したい業務

加藤  今後の目標としては、この内閣府という様々な業務に携わり、挑戦することができる環境で自身の知見を広げ、それらを活用できるようになる職員になることです。
  なかなか難しいことではありますが一つ一つの経験を大切にして少しでも近づけるように精進します。
  今後は「人と関わる」要素の強い業務を経験したいと考えています。特に審議会もそうですが、何かの祭典や催し物に携わることができるとより自身の力の発揮できるのではないかと勝手ながらに思っています。

小鍋  柔軟に行動でき、頼りにされる職員になることが目標です。先輩方に相談に乗ってもらい助けていただいた経験があるため、自分も後輩から相談を受けるような職員になりたいです。そのためには知識を身につける必要があると思います。今の部署は会計と庶務の業務をしており、どの部署でも活かせるため知識を増やせればと思います。会計業務は部局の要望に応えられない時もあるため根拠をしっかり説明し柔軟に対応していきたいです。

内閣府を志望している方へメッセージ

加藤  国の職員である国家公務員は経験し難い業務が数多くあります。特に内閣府は様々な分野で業務を行うことができます。多岐にわたる業務を行える内閣府は、日々新たな発見に出会える環境だと思います。皆様と一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。

小鍋  内閣府は2年異動が基本のため、多くの経験ができたくさんの方と関わることができます。また、内閣改造対応や新しい省庁をつくるための対応など内閣府ならではの貴重な業務を経験できます。一緒に働ける日を楽しみにしています!