EBPMの概要

EBPMとは

  EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案)とは、政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすることです。
  政策効果の測定に重要な関連を持つ情報や統計等のデータを活用したEBPMの推進は、政策の有効性を高め、国民の行政への信頼確保に資するものであり、内閣府職員はこのEBPMの考えを常々念頭に置いて、日々の業務、政策づくりに従事しています。

政策立案をエピソード・ベースからエビデンス・ベースへ

「エピソード・ベース」
たまたま見聞きした事例や経験(エピソード)のみに基づき、政策を立案
これだけでは根拠や分析が不十分… 
「エビデンス・ベース」
変化が生じた要因についての事実関係をデータで収集
どのような要因がその変化をもたらしたかをよく考え、データで検証して政策を立案

EBPMに関わる人たちからのメッセージ

大臣官房企画調整課(EBPM推進室

  EBPM推進室では、府内にEBPMを浸透させるために、政策部局の担当者を対象に、有識者を交えてワークショップを開催し、担当者の方が有識者と直接議論する場を設けたり、説明会を開催したりしています。

政策統括官(共生社会政策担当)交通安全対策担当

  交通安全対策担当では、交通安全に関係する省庁とともに、データに基づいた交通安全対策の評価を行っています。
  評価を踏まえ、今後の交通安全対策を総合的にまとめた「交通安全対策基本計画」の作成等に活かしています。

政策統括官(経済社会システム担当)

  経済社会システム担当では、経済・財政一体改革を推進しています。改革の推進にあたっては、政策効果に基づくメリハリのある予算が実現されるよう、ロジックモデル・KPIを用いた工程表を策定するなど、EBPMの質の向上に取り組んでいます。