03 政策統括官(経済財政分析担当)付参事官(海外担当)付 衞藤 鼓

所属している部局全体の紹介

  政策統括官(経済財政分析担当)では、政府としての景気判断を示した「月例経済報告」を作成し、内閣総理大臣をはじめとする関係閣僚が出席する「月例経済報告等に関する関係閣僚会議」に報告後、公表しています。その他、国内外の経済動向を分析し、「経済財政白書」、「地域の経済」、「世界経済の潮流」などを作成・公表しています。

あなた自身の仕事の具体的な内容

  私が所属している海外担当では、海外経済に関する景気動向の把握や分析を行っています。主な業務としては、「月例経済報告」の海外経済部分の作成、年に二回公表する「世界経済の潮流」の作成があります。それぞれの職員が班に分かれて担当の国や地域を持ち、各種公表物の作成に関わっています。私はアジア班に所属し、アジアの数か国を担当してその経済動向を分析しています。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  世界経済の動向・国際金融情勢を分析した「世界経済の潮流」は、公表時に報道に取り上げていただくことも多く、担当者として作成に携われることにやりがいを感じます。

仕事をする上で心がけていること

  自分の担当国の業務や上司から指示のあった業務以外にも積極的に携わること、教えていただいたことはなるべく1回で覚えること、課内全体の状況に気を配ることを意識しています。受け身で仕事をするより成長が早まり、任せてもらえる仕事が増えて、さらにできることが広がると思います。
  出向者を含め、多くの方と関わり、多様な分野の業務に携わることのできる内閣府で働くうえで、常に学ぶ姿勢を持ち、信頼される働きぶりを目指しています。

採用一年目の思い出

  月例経済報告に関する関係閣僚会議の準備の際に、総理や官房長官、各国務大臣が目の前を通ったのを見て感動しました。
  また、私が調べたデータをもとに作成された国会答弁を、上司が国会の場で実際に読み上げた際や、作成に携わった公表物が報道で取り上げられた際には、自分の仕事の規模の大きさや重大さにプレッシャーを感じましたが、多くの刺激や達成感を得られました。
  採用1年目でこんなに重大な業務に携われるのだと驚いたことを覚えています。

Career

令和4年
現職