08 賞勲局審査官付審査第四係 永山 彩乃

所属している部局全体の紹介

  賞勲局は栄典制度の調査、研究、企画業務のほか、春秋叙勲・褒章等の審査業務、栄典(勲章及び褒章)の授与を行っています。栄典の授与とは、明治初期の制度創設から約150年続く歴史ある制度であり、国家または公共に対し、功労のある方、社会の各分野における優れた行いのある方などに対し表彰をすることです。

あなた自身の仕事の具体的な内容

  審査第四係では、総務省(旧郵政省・旧総務庁)厚生労働省(旧労働省)公害等調整委員会事務局から推薦のあった方の審査業務を行っており、国勢調査員等の各種調査員、旧郵便事業関係、労働基準監督署等の労働分野などでそれぞれ功績のある方の審査を対象としています。また、春秋褒章・遺族追賞にかかるとりまとめ担当として、決裁の起案など審査外の業務も行っています。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  春秋褒章の審査時期は定例の審査業務と並行して審査を行う必要があり、件数も多く、正確性と速さが求められるため大変です。審査をすべて終えた瞬間もそうですが、無事に発令まで至り、マスコミや新聞等で報道されているのを見ると大きな達成感を感じます。

仕事をする上で心がけていること

  業務の優先順位を振り分け、他省庁に依頼をするものや提出物、緊急性を要する案件が発生した際には優先的に対応できるよう、一連のスケジュールを把握し余裕を持った業務をするよう心がけています。また、自分で受け持っている案件や照会があったことなどは上司に状況の報告をし、簡単なことであっても担当内で情報共有を行うようにしています。自分の認識の誤りがあった際に、後々に大きな問題に発展しないためにも、細かいことから報告・連絡・相談をしながら業務に取り組んでいます。

採用一年目の思い出

  一年目に配属となった部局は、所属している人数や対応する部局も多く、人の名前や係を覚えることや、業務の話をするのにとても苦労しました。周りの先輩方や上司は優しく、聞きなれない言葉ばかりの中でも、丁寧に何度も説明をしてくださり、徐々に自分でも理解し説明ができるようになれたのはとても嬉しかったです。根拠を調べる必要性や仕事に対する姿勢など、様々なことをご指導いただけました。恵まれた環境の中仕事をすることができ、充実した一年目を過ごすことができました。

Career

令和3年
大臣官房会計課審査第3係
令和5年
現職