13 北方領土問題の解決に向けて、国民みんなで考える北方対策本部 啓発係 若松 菜緒(Nao Wakamatsu)
所属部局の仕事について
北方対策本部では、北方領土返還に向けて日々業務に取り組んでいます。北方領土問題の解決のためには、一人でも多くの国民に理解と関心を持っていただき、国民世論を盛り上げ、外交交渉を後押しすることが重要です。近年では次代を担う若い世代に関心をもってもらうために修学旅行の誘致やSNS等を通じた啓発活動にも力を入れています。また、日本国民と四島在住のロシア人との相互理解の増進や北方領土問題の解決のための環境整備を目的とした四島交流事業や、故郷を追われてしまった元島民の方々に対しての援護などの施策を行っています。
私の所属している啓発係では、名前の通り北方領土問題に関する国民世論の啓発に関する仕事を行っています。具体的には、北方領土問題に関する広報の実施や内閣府が主催する行事や会議の開催、広報啓発に関する調査研究などを行っています。仕事の性質上、関係団体のほか、地方自治体や民間(観光企業や報道関係者等)と仕事をすることがあり、幅広い業界の方と協力して仕事をする機会が多いのが特徴です。
決められた予算内でより効果的に広報・啓発ができるか、若い世代が北方領土問題に関して興味や関心を持ってもらうにはどうすべきかを考える柔軟で自由な発想が求められます。また、各自治体や民間と協力して行う事業が多いため常に相手の立場に立って考えること、良い関係を築くコミュニケーション能力が求められます。
入府を目指している皆さんへ my message
内閣府は様々な分野の課題に携われることや、時代の変化とともに新たな出会いや経験を積む機会がたくさんあるのが特徴です。どんな部局・業務でも常に学び続ける姿勢が重要だと思います。
また、どんな業務でも相手の目線、国民の目線からどう見えるかを考えて行動することも大切であると思います。
採用一年目の思い出
自分が携わる業務に、総理や大臣が出席することが多く、ニュースで取り上げられるたびに自分は大きな仕事をしているのだなと実感します。
また、外部からの問い合わせが多く様々な場面で内閣府の職員として発言をすることの重みや責任を感じる機会が多くあります。
休日は内閣府職員の地元会やクラブ活動などもあります。先輩との地元トークやスポーツで汗を流す機会もあり幅広い交流もできますので、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。
ある日のスケジュール
- 08:30
- 出勤、メール、新聞チェック
- 10:00
- 本部内打ち合わせ
- 11:00
- 決済処理
- 12:00
- 昼食(本部内職員と外ランチ)
- 13:00
- イベント業者との打ち合わせ
- 15:00
- イベントの進捗、問題点について係内打ち合わせ
- 17:00
- 各種依頼対応(資料作成、幹部説明など)
- 18:00
- 翌日のスケジュール確認、資料整理
- 18:15
- 退庁
先輩職員への質問
Q1.現在の職場はどんな雰囲気ですか?
風通しが良くベテランから若手まで意見を発言しやすい雰囲気です。
Q2.先輩、同期、後輩はどんな人がいますか?
個性的でおもしろい方が多く刺激的な毎日を過ごしています。
Q3.職場の人とランチやアフター6はどんな所に出掛けていますか?
同じ職場の女性職員と定期的にランチ女子会をしています。
Q4.アフター6はどんなことをされていますか?
同期と飲み会を開催したり、家でゆったり映画鑑賞することが多いです。