01 こども家庭庁長官官房少子化対策室地域連携係 工藤 純

出向先の紹介と自身の主な業務内容

  こども家庭庁は、こども・若者の最善の利益を考える「こどもまんなか社会」を実現するために令和5年4月に発足した新しい組織です。こども政策の司令塔として少子化対策をはじめ多くの省庁が関わる施策を総合調整すること、省庁の縦割りを打破し、新しい政策課題や隙間事案に対応していくこと等がミッションです。
  長官官房少子化対策室では、企業や自治体等と連携してこども・子育てに優しい社会づくりを促していく「こどもまんなかアクション」をはじめとする広報事業の企画・立案及び仕事と子育てを両立できる職場環境の整備のための法律である次世代育成支援対策推進法の改正を担当しています。

出向することで経験できたこと、得られた知見

  「こどもまんなかアクション」の一環で、宮崎県にある南九州大学という大学で、都城市の学生たちと「都城の子育てとその未来」というテーマでパネルディスカッションをしたことが印象に残っています。
  地元の中高大学生とこども政策について様々な角度から意見交換をし、生まれ育った地域のために頑張っている学生さんたちの熱いご意見を直接伺えたこと、「こども・若者の意見反映」や「共働き・共育ての推進」など政府のやろうとしていること・考えていることを、地域の方々に対して直接お伝えできる機会をいただけたことは、今後内閣府でキャリアを積むにあたっても重要な経験になったと思います。

Career

令和4年
子ども・子育て本部参事官(少子化対策担当)付企画係
令和5年
現職