03 こども家庭庁長官官房参事官(総合政策担当)付 篠原 諒

出向先の紹介と自身の主な業務内容

  こども家庭庁は「こどもまんなか社会」の実現を目指し、こども・若者や、こどもたちを育て、支えている方々の声を政策のまんなかに据えた取組を進めることをミッションとしています。
  私が所属するこども意見係は、このミッションや「こども基本法」において、国や地方自治体に対して、こども・若者などの意見をこども施策に反映させるための措置を義務づけることが規定されたことを踏まえ、こども・若者自身の声を聴き、それを政策に反映させていくという、これまでの行政にはなかった新しい取組の企画及び立案を行っています。

出向することで経験できたこと、得られた知見

  こども家庭庁の設立前から、こども・若者の意見を聴き、それを政策に反映させる取組の検討に関わってきましたが、国レベルではほとんど実施されておらず、すべての取組がゼロからの企画・立案でした。何もないところから新たな取組を生み出す仕事に携わることができたのはもちろんですが、それ以上に、こども・若者に関する政策について、当事者であるこども・若者の意見を聴く姿勢に変わっていく、こども・若者政策の転換点に立ち会えたことは、非常に貴重な経験でした。

Career

令和2年
大臣官房公文書管理課企画・調整係
令和4年
内閣官房こども家庭庁設立準備室室員
令和5年
現職