06 地球の反対側で経済に触れ、日本の外交に携わる外務省 在チリ日本国大使館 二等書記官 今村 慎一朗(Shinichiro Imamura)
チリ大使館では、主にマクロ経済の情報収集・分析を担当しています。毎月GDP等のマクロ経済指標とともに新聞の定性情報や政府機関等の専門家の知見を、収集し、情報をとりまとめ、本省及び日系企業に情報発信しています。
また2019年は、チリはAPECのホスト国であり、11月の首脳会合に向け現在すでに様々な会合が行われています。日本がきちんと国際会議場で成果を上げるためにも、出張者に対する様々なサポートを行うことも大使館の重要な役割の一つです。
在外公館への赴任そのものが貴重な経験と言っても過言ではありません。自身の仕事面ではマクロ経済の専門家として、日系企業への説明や質問対応を自らの責任で行わなければならないですが、逆にやりがいも大きく、試行錯誤や工夫をしながら自身の知見を深めることが出来ます。
また、日系企業の方々とは普段から公私ともに交流も多く、事業内容から異国での生活の知恵まで話を伺うことができることは非常に貴重な機会です。
また語学習得のチャンスでもあります。チリは意外にも英語が通じないことが多く、スペイン語習得は生活でも仕事でもマストです。職場でもレストランでも、スペイン語習得のため格闘する毎日です。
Career
- 平成21年
- 政策統括官(経済財政分析担当)付参事官(地域担当)付
- 平成24年
- 大臣官房総務課調整第2係
- 平成26年
- 政策統括官(科学技術政策・イノベーション担当)付 参事官(総括担当)付主査付
- 平成28年
- 大臣官房政策評価広報課広報係
- 平成28年
- 大臣官房政策評価広報課広報係長
- 平成29年
- 経済社会総合研究所情報研究交流部研究交流官付研究専門職
- 平成29年
- 内閣府本府計量分析室
- 平成30年
- 現職