01 政策統括官(経済財政運営担当)付参事官(総括担当)付総務専門職 矢澤 理子
育児休業中に感じたこと
育児休業復帰直後は子供のことで頭がいっぱいで、当時の記憶もあまりないほどめまぐるしい日々を送っていました。しかし逆を言えば、それは「育児を中心に仕事をさせてもらった」という現れだと思います。そこから十数年が経ち、今は休暇や共済等のあらゆる面で仕事と家庭を両立できる制度がさらに充実しています。性別や年齢を問わず、ライフステージに応じた働き方が根付いてきていると感じています。
復帰後の仕事について
政策統括官(経済財政運営担当)で、給与・共済・庶務業務を担当しています。私の仕事は職員のみならず、職員のご家族の生活にも関わるもののため、常に丁寧な対応を心がけています。特に出産・育児に関連するものは、実際に自分が経験したことが活かされていると感じています。
育児休業の取得前・後でどのように働き方が変わりましたか
私は2度の出産・育児休業を経験しました。特に1回目の職場復帰では、母親モードからの切替えができず大変でしたが、復帰先の上司や同僚からの多大な配慮のお陰で両立することができました。子供が幼い時は圧倒的に家庭の方が大変だと思います。その時に幾度となく家庭を優先させてもらったことの職場への感謝の思いが、子供が大きくなった今、私が内閣府で働く原動力の一つになっています。この経験を踏まえ、育児休業から復帰する職員に対しては、心身ともに大変な状況の中で頑張ってくれているという思いを常に持ち、「今度は私が支える番」と考え日々仕事に取り組んでいます。
育児と仕事の両立を考えている学生にメッセージ
人生は時として仕事よりも優先しなければならないステージが必ず訪れます。出産や育児はまさにその時かと思います。私たちは皆さんがその時を安心して過ごせるよう、職場の様々な体制を整えてサポートしていきます。いつか振り返った時に、「内閣府だから仕事を続けることができた。」と思ってもらえるよう、あたたかい職場作りをこれからも続けていきます。