01 経済社会総合研究所景気統計部研究専門職 高山 実穂
育児休業中に感じたこと
私は、育児休業と海外同行休業をあわせて、娘が3歳半になるまで休職させていただきました。日々、急速に成長する娘を見守ることができたことは、人生において最も有意義な時間だったと思うと同時に、仕事を辞めて海外同行されている方がほとんどでしたので、仕事を退職せずに休業を選択させていただいたことに感謝しかありませんでした。職場復帰時は、約3年半も職場を離れていたことや、娘が初めて保育園に長時間通うこともあり、不安でいっぱいでしたが、職場のみなさんの温かいご配慮のおかげで、スムーズに職場復帰することができました。一方で、職場の周りの方や上司、家族のサポートなしでは、育児と仕事を両立することは不可能だということを改めて強く感じ、将来は、今度は自分が周りの方をサポートできるような職員になりたいと思っています。
復帰後の仕事について
経済社会総合研究所景気統計部において機械受注統計を担当しています。設備投資動向を早期に把握し、経済動向を分析するための基礎資料となるもので、正確性や迅速性を求められますが、やりがいを感じながら日々勤めています。
育児休業の取得前・後でどのように働き方が変わりましたか
出産前は残業も気にせず働いていましたが、今は保育園のお迎えに間に合うように帰らなければいけないので、優先順位をつけて仕事を進め、その日に終わらないものがあっても時間がきたらスパッと切り上げることを意識しています。
育児と仕事の両立を考えている学生にメッセージ
出産後も希望する仕事を続けることはまだまだ難しい世の中だと思いますが、内閣府ではお子さんを何人も育てながら働き続けている先輩方が何人もいらっしゃり、私自身、辛いと思ったときは先輩方のことを思い出して励みにしています。また、支えてくれる優しい方もたくさんいます。私も今受けているサポートを皆さんに恩返しできるよう頑張ります!少しでも興味がわきましたら是非お越しください!