03 政策統括官(経済財政運営担当)付参事官(経済見通し担当)付 小林 雄紀
所属している部局全体の紹介
政策統括官(経済財政運営担当)では、経済情勢に応じ、柔軟かつ機動的な経済財政運営を行う観点から、「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太方針)や「経済対策」、「予算編成の基本方針」等の内閣の重要政策である経済財政政策に関する企画立案及び総合調整を担っています。その他にも賃金の引き上げに向けた環境整備、外国企業による対日直接投資の促進、OECDやAPECなどの国際会議への参画など、政策課題に応じて様々な業務を行っています。
あなた自身の仕事の具体的な内容
個別の政策を具体化する毎年度の予算編成に当たり、政策全体について経済財政運営の観点から整合性を確保する必要があります。このため、私の所属する経済見通し担当では予算編成作業の前提として、経済財政運営の基本的態度とそれに基づく来年度の経済の姿を明らかにするため、「経済見通しと経済財政運営の基本的態度」(政府経済見通し)を閣議決定しています。私は、見通し作成作業や関係部署・省庁との連絡調整、閣議決定に必要な事務作業等を行っています。なお、「政府経済見通し」の他にも、年央には最新の経済動向を踏まえ「内閣府年央試算」を公表しています。
現職のやりがいや達成感を感じる瞬間
担当している民間住宅投資の推計について、足元の経済情勢や指標の動向を適切に把握し、かつその時々の政策を推計に反映させることにやりがいを感じています。
仕事をする上で心がけていること
自分の状況だけでなく、周囲の状況を把握し、今自分に何が求められているのか、何をすべきかを常に考え、積極的に仕事に取り組むよう心掛けています。また、複数のお仕事を抱えた際には、重要度や期限を考慮しながら優先順位を決めて、効率よく仕事をするようにしています。上司や同僚に相談する際には、「自分はこう考えているのですが、いかがでしょうか」と一度自分で考えてから相談するようにし、しっかりと自分の考えを持ちながら仕事をするよう心掛けています。
内閣府の求める人材
配属された現場で、業務をいち早く把握し、業務内容に慣れる努力ができる人材が良いです。内閣府の所掌は経済の現状や見通し、沖縄政策、防災、共生共助など多岐にわたります。異動の度に前の部署とは全然違う業務の担当になることも多々あります。そのため新しく配属される部署での自分の役割を把握し、業務をこなすことができる方に希望していただけると嬉しいです。
Career
- 令和2年
- 大臣官房企画調整課調整係
- 令和4年
- 大臣官房総務課調整第2係
- 令和6年
- 現職