08 男女共同参画局総務課専門職付 渋谷 茜音

所属している部局全体の紹介

  男女共同参画は、日本政府の重要かつ確固たる方針であり、国際社会で共有されている規範です。また、すべての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会の実現は、我が国の経済社会の持続的発展において不可欠な要素です。我が国では、5年に1度、施策の基本的な方向性や成果目標などを示す「男女共同参画基本計画」を策定しており、令和7年度には第6次計画の策定を予定しています。

あなた自身の仕事の具体的な内容

  私は総務課災害支援係に所属しています。防災の意思決定や現場に女性が参画することで、避難所運営や備蓄に多様な視点が入り、被災者の環境改善につながることから、各自治体の男女共同参画の視点からの取組について調査・分析し、調査結果から好事例を収集し、展開する等の業務を担当しています。令和6年能登半島地震の際は、男女局職員の現地対策本部への派遣業務や被災自治体との連携に取り組み、実際に被災地で避難所の巡回や被災者から女性や子どものニーズを把握する等の業務を行いました。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  業務の中で様々な男女共同参画の視点に立った防災活動を聞き、各地で活躍される女性たちにとても感銘を受けます。こうした取組を広く発信するため、一層業務に身が入ります。

仕事をする上で心がけていること

  内閣府の業務は多岐にわたるため、時にはこれまで経験したことがなかったり、判断に迷ったりする案件もあります。その時、上司に相談する前に自分なりの方針を持ってから対応方針を報告するように心がけています。それが間違っていても、むしろ上司がどのような判断をするか、自分とはどういう点が違うのかを学べる良い機会だと考えています。周囲には、自分とは全く違う業務を経験してきた上司も多く、内閣府の先輩として様々な方と仕事ができることは自身の視野を広く持つことに繋がり、周りの方々にはいつも感謝しています。

採用一年目の思い出

  一年目は、叙勲・褒章を扱う部局に配属され、国土交通省から推薦のあった方の審査業務を行いました。
  叙勲の親授式、伝達式は皇居で行われ、天皇陛下や内閣総理大臣から授与されます。その式典に携われたこと、また自分が叙勲の審査過程に携わった受章者の皆様が喜ばれる姿を目にできたことが、強く印象に残っています。
  一年目から格式高い式典の運営に携わることができ、大きなやりがいを感じました。

Career

令和3年
賞勲局審査官付審査第八係
令和4年
賞勲局総務課企画調査第二係
令和5年
現職