02 消費者庁消費者教育推進課基盤整備第一係 水品 磨乃
出向先の紹介と自身の主な業務内容
消費者教育と聞くと難しく考えてしまうかもしれませんが、国民の一人一人が自立した消費者として、安心して安全で豊かな消費生活を営むための重要な知識です。幼児期から高齢期まで、全ての消費者がライフステージに応じた消費者教育を行えるよう、消費者教育教材や普及・啓発資料を作成し、情報発信に努めています。
その一つとして、VR動画を用いた自分事として消費者トラブルを疑似体験できる体験型教材「鍛えよう、消費者力気づく・断る・相談する」を活用し、幅広い世代が「消費者力」を身に付けられるような取組に力を入れています。
出向することで経験できたこと、得られた知見
「消費」という行為は全ての人が毎日のように行うことです。ニュースや新聞などで取り上げられている事柄も多く、消費者の安全・安心を守るためにはどうしたら良いのかを常に自分事として考え、意見を発信できる消費者庁の仕事はとてもやりがいがあると感じています。また、他省庁や民間、独立行政法人等、多様なバックグラウンドの方々が所属しており、行政の立場からだけでない意見に接することで、より深みのある政策につなげることができました。
出向中に得た知見を活かして、内閣府の多岐にわたる業務においても様々な角度から物事を見つめ、社会のためになる政策につなげていきたいです。
Career
- 令和4年
- 経済社会総合研究所景気統計部
- 令和6年
- 現職