02 警察庁生活安全局人身安全・少年課非行防止対策企画係係長 石尾 航輝
出向先の紹介と自身の主な業務内容
私が所属する警察庁生活安全局人身安全・少年課は、少年非行の防止、被害少年の保護、児童性被害対策、行方不明事案や児童虐待事案等の人身安全関連事案への対処等に関する事務を所掌しています。
その中で私は、少年非行の防止に関する広報啓発資料の作成や、警察と協働して活動する少年警察ボランティアの方々の全国表彰式・全国研修会の企画運営に関する業務を主に担当しています。このほか、都道府県警察の視察に赴き、制度の運用状況をヒアリングしたり、ボランティア活動に実際に参加したりするなど、庁外で業務に従事する機会もあり、これらの経験が日々の業務に生きています。
出向することで経験できたこと、得られた知見
警察庁は、その所掌事務について、都道府県警察を指揮監督しており、個々の職員の業務は、最終的に全国の警察行政に直接的な影響を与えることになります。よって、日々寄せられる質疑への回答一つをとっても、趣旨を含めて丁寧に説明を尽くすなど、一層注意を払って対応する必要がある反面、一つひとつの業務のやりがいも大きいと感じています。
また、警察組織には、国民の安全安心な生活を守るという明確な使命の下、一枚岩となって業務に取り組む組織風土が根付いています。私自身も日々上司や同僚のサポートに支えられながら業務を行っており、チームで対応することの重要性を改めて実感しています。
Career
- 平成29年
- 日本学術会議事務局参事官(審議第二担当)付審議専門職付
- 平成31年
- 政策統括官(防災担当)付参事官(避難生活担当)付要配慮者担当主査付
- 令和3年
- 内閣官房内閣総務官室
- 令和5年
- 現職