02 大臣官房会計課自動車係長 佐藤 魁

育児休業中に感じたこと

  私は、有給休暇と育児休業を合わせて約1年4か月取得しました。職場の上司や同僚の理解とサポートに心から感謝しています。
  私の家庭では、妻が先に仕事に復帰し、1年間は主に私が育児を担当していました。子供と一緒に児童館のクラブに参加したり、動物園や水族館に行ったりしながら、成長の一歩一歩を目の当たりにすることができた貴重な時間でした。
  仕事に復帰してからも、子供の送迎や夕食の準備などのために、育児時間制度を利用しており、周囲の御協力を得ながら、育児と仕事の両立に挑戦しています。
   男性が主に育児を担当することはまだ珍しいかもしれませんが、私は、夫婦のどちらが担当しても構わないと考えています。重要なことは、パートナーと育児の分担や役割について、しっかりと話し合うことだと思います。

復帰後の仕事について

  大臣官房会計課自動車係として、内閣府・内閣官房で使用する車両の調達・管理や運転手のサポートを行っています。

育児休業の取得前・後でどのように働き方が変わりましたか

  育児休業前は残業が多く、仕事に集中していましたが、今はお迎えの時間に間に合うように、時間の制約がある中で、効率的に仕事をこなす必要があります。そのため、時間管理や優先順位の設定を徹底しています。また、仕事と育児のバランスを保つために、仕事中は仕事に集中し、家に帰ったら子どもとの時間を大切にするように切替えを意識的にしています。

育児と仕事の両立を考えている学生にメッセージ

  育児と仕事の両立は、新しい挑戦です。仕事の仕方を変えなければならないこともありますが、それは自分の成長の機会でもあります。ただ、両立は一人でできることではなく、職場の方々や家族のサポートが必要です。自分が成長することで、今受けているサポートを後輩に返せるようになりたいと思います。