桑原 一真 氏(山崎製パン株式会社から農林水産省へ)

※この体験談は、「官民人事交流に関する説明会」での講演内容を、内閣府官民人材交流センターにおいて要約したもので、所属等は説明会時点のものです。


食の安全・安心について改めて考えた経験を今後の仕事に結びつける

桑原氏の顔写真

 私は、平成 25 年9月から平成 27 年3月までの間、農林水産省食料産業局食品小売サービス課において、食品小売業に対する施策に関する職務に従事しました。初めは、環境の違いに不安や戸惑いも感じましたが、民間の視点を素直に受け入れてもらえる環境の下で上司にもフォローしていただき、やりがいをもって職務に取り組むことができました。
 農林水産省の職員として、消費者に近い食品小売業の方々を対象とした行政に関わった経験や、東日本大震災からの復興を応援する中で改めて食の安全・安心について考えた経験は、私のような食料品の製造会社の従業員にとって大変意義のあるものでした。また、国の方向性や農林水産省の考え方を理解して正しく伝える経験を通じ、国家公務員の発言の重要性や責任の重さを感じましたし、一緒に働くことによって、固いという国家公務員のイメージが実際とは違うことも分かりました。
 交流採用の経験は、私の大きな財産になっています。様々な考え方に触れたことや、自分の会社を外から客観的に見るということを通して、自らの視野が広がっていくことを実感しましたし、全く異なる環境で仕事をするという経験を通して、精神面での成長も実感しています。今後、これらの経験を仕事に結びつけたいと考えています。官民人事交流の経験をどう活用するかは自分次第ですが、皆様の財産になることは間違いないと思います。

(山崎製パン株式会社 社長室 広報・IR室)