佐藤 健太郎 氏(経済産業省から株式会社もみじ銀行へ)

※この体験談は、「官民人事交流に関する説明会」での講演内容を、内閣府官民人材交流センターにおいて要約したもので、所属等は説明会時点のものです。


行政の経験を地域企業の発展に活かす

佐藤氏の顔写真

 私は、平成28年1月から1年9か月の間、株式会社もみじ銀行に交流派遣されており、現在も交流派遣中です。交流派遣先では、主に、営業店の担当者が取引先の企業に訪問するのに同行して、補助金、助成金、税制及び規制などの情報を提供するという業務に携わっています。また、この他にも、産学官連携や事業化支援について、大学の先生と企業などのマッチング、各種セミナーの企画、若手の経営者の集まりにおける講演、若手の行員を対象とした勉強会の開催、地域振興イベントのお手伝いなど、何でも屋といった感じでいろいろとやらせていただいています。
 行政と民間では違う点もありますが、地域企業の発展のために仕事をするという点では一緒ですので、違和感なく、周りの方々と良い関係を築きながらこうした業務に取り組ませていただいています。現場から頼りにされているという実感があり、業務の中において、これまでの行政経験の中で養った知識や経験、自治体や大学とのネットワークをうまく使うことができているのではないかと思っています。
 民間企業のやり方から学ぶことも多く、例えば、取引先企業に常日頃から訪問し、悩みや課題を細かく聞いて、寄り添っていくやり方は、行政の仕事に活かしていけるものだと思います。実際に交流派遣された者として強く感じるのは、官民交流の制度は、行政と民間企業が互いを理解するとともに、強みを学び成長できる場として、相互にメリットがあるものだということです。

(経済産業省 中国経済産業局 産業部 流通・サービス産業課 コンテンツ産業支援室 産業支援係長)