吉田 育衛 氏(株式会社インターネットイニシアティブ 管理本部人事部 人事労務課 主任)

※この体験談は、「官民人事交流に関する説明会」での講演内容を、内閣府官民人材交流センターにおいて要約したもので、所属等は説明会時点のものです。


人材の活躍を第一に考えて官民人事交流制度を活用

吉田氏の顔写真

 株式会社インターネットイニシアティブでは、平成21年より交流派遣、平成28年より交流採用を実施しています。
 交流派遣はこれまで4名、総務省と経済産業省から受け入れています。交流派遣で当社に来られる方は、当社の業務領域外も含めた多様な経験をお持ちで、今まで何をされていたか、それを当社でどう活かせるかを念頭において、配属部署を検討しています。交流派遣者の受入れに当たっては、受入部署の従業員がお客様扱いをしてしまうとあまりいいことはないと思っていますので、現場マネージャーに対して交流派遣の意図を説明し、特別扱いをしないことを意識付けています。結果、交流期間が終わる頃になると受入部署から任期の終了を惜しむ声が上がるほど部署に馴染んでいます。
 交流採用については、情報セキュリティ分野の専門性の高い人材を経済産業省に送り出しています。交流採用の目的の一つは、交流採用での経験を当社に持ち帰りフィードバックしてもらうことです。もう一つは、本人の成長です。当社では十分な経験を積んでいる社員ですが、新しい環境でこれまでとは違う成長が実現できることを期待しています。社内での人選で重視したことは、タフであることです。どのような状況、局面においても、交流採用先でやり抜くだろうという社員を選んでいます。現在も交流採用中ですが、本人からは楽しくやっていますというコメントが届いています。
 当社では、人材が経験を通じ成長できることを第一に考えて、官民人事交流制度を活用しています。