中川 晴美 氏(東日本旅客鉄道株式会社 人事部 担当部長)

※この体験談は、「官民人事交流に関する説明会」での講演内容を、内閣府官民人材交流センターにおいて要約したもので、所属等は説明会時点のものです。


経営ビジョン変革の実現に向け交流者の経験に期待

中川氏の顔写真

 東日本旅客鉄道株式会社では、平成12 年に官民人事交流制度が施行されて以来、国土交通省等と多数の交流採用・派遣を行ってきました。
 当社では、自社以外との人事交流が社員の成長に有効であると考えており、積極的に取り組んでいます。
 国に送り出した社員と意見交換をしますと、「国は仕事のスピードが非常に早く、業務推進力が向上した。」、「国の代表として上場企業の役員等と仕事で関わる機会も多く、使命感や責任感が強まった。」、「国が推進する施策の流れを間近でみることができ視野が広がった。」、「周囲の若手の意識が非常に高く活力に溢れており、モチベーションが高まった。」等といった意見が聞かれ、彼らが交流経験を通じて自らの成長を実感していることを強く感じました。
 時代が急激に変化する中、当社はグループ経営ビジョン「変革2027」において、「鉄道を起点としたサービスの提供」から「ヒトを起点とした価値・サービスの創造」への転換を掲げております。
 交流者にはぜひ、交流経験で体得した「新たな事に果敢に挑戦する力」を活かし、この改革の実現に貢献してくれることを期待しています。
 また、官民人事交流制度は、送り出した社員の成長という効果だけでなく、国の職員の受入れにより周りの社員に良い影響を及ぼす効果もあると考えています。