第24回OTO推進会議議事要旨
日時: 平成10年12月7日(月)15:00〜15:15
場所: 経済企画庁特別会議室436号室
出席者:
(OTO推進会議)
大河原議長、久米委員、小柴委員、佐々波委員、谷村委員、眞木委員、増田委員、山本委員、金森専門委員、兼重専門委員、塚田専門委員、本田専門委員、朴特別委員
(OTO対策本部・事務局)
古川内閣官房副長官、塩谷経済企画事務次官、川本調整局審議官、市川貿易投資対策官
議題: 総点検報告書のとりまとめ
議事要旨:
1.OTO事務局から、総点検報告書(案)の概要について説明。
2.委員の主な意見
ア.今後のOTOの活動としては、新たな問題提起への対応とともに、この総点検報告書に対する政府の対応を含め、これまでに受け付けた案件をきちんとフォローしていくことも重要である。そこで、OTO推進会議がこれまでに年一回行ってきた、報告書をとりまとめる作業にフォローアップ作業を組み込んだらどうか。
3.議長総括
ア.報告書案については、委員の皆様のご賛同をいただいたので、OTO案件の総点検報告書を原案どおり採択したい。
イ.OTO対策本部においては、この報告書を受けて、速やかに具体的な対応を決定し、それに基づく措置を取っていただきたい。
ウ.今後の推進会議におけるフォローアップの在り方に係る委員のご意見は、推進会議の開催スケジュールの合理化にも資するものと考えるので、今後のフォローアップの作業を、毎年行っている報告書のとりまとめ作業に組み込んでいきたい。なお、具体的なやり方は、委員の皆様のご意見を伺いながら、事務局とも相談していきたい。
エ.上記委員のご意見は、OTO推進会議からの政府に対する強い要望ということで、事務局よりOTO対策本部に伝えていただきたい。
4. 古川内閣官房副長官挨拶
ア.本報告書では、総括的所見において、規格・基準の国際整合化へ対応できる人材の育成、対外的アカウンタビリティーの向上といった共通課題に対し、政府の対応方向を指摘いただくとともに、薬事法における規制緩和をはじめとする七つの分野に関し、政府が追加的にとるべき対応について具体的なご提言をいただいた。
イ.本報告書でいただいた貴重な提言を、後日、大河原議長より、OTO対策本部長である小渕内閣総理大臣にご報告いただきたい。また、近々、OTO対策本部会合を開催し、委員の皆様の具体的な提言を踏まえ、政府として市場アクセスを一層改善するため、追加して講じるべき具体的対応策を決定し、実施に移していく所存である。
ウ.フォローアップの在り方に関する委員のご意見については、OTO対策本部としても重く受け止め、対応していきたい。
以 上
(速報のため事後修正の可能性あり)
[問い合わせ先]
経済企画庁調整局市場開放問題苦情処理対策室
TEL 03-3581-5469(直通)