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市場開放問題苦情処理推進会議第2回報告書(平成7年3月14日)

3-(3) 子供服に含まれるホルムアルデヒドに関する規制の緩和

○ 問題提起者:駐日フランス大使館

○ 所管省庁:厚生省

○ 問題提起内容

日本では、子供服に含まれるホルムアルデヒドの含有量に関する規制が欧州諸国に比べて厳し過ぎるため、フランス製子供服の輸入が困難であるので、規制を緩和して欲しい。

○ 所管省庁における対処方針

衣類に関するホルムアルデヒドの基準は、動物実験等を踏まえ、科学的見地に立って定められたものであり、健康被害を防止するために必要最小限のものであるので、現時点で緩和を行うことは困難と考えている。しかし、ホルムアルデヒドの毒性に関する新たな科学的知見が提示されれば検討することとしたい。