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市場開放問題苦情処理推進会議第2回報告書(平成7年3月14日)

4-(4) タンクコンテナに関するIMO基準の受入れ等

○ 問題提起者:駐日ドイツ大使館

○ 所管省庁:自治省

○ 問題提起内容

IMOによってすでにその安全性を認証されているタンクコンテナについても再検査が義務付けられているが、IMOの基準を受け入れるべき。さらにタンクコンテナの安全規則は、業界団体によって作られており、特定の大きさのタンクの使用が規定されているため、競合する製品の使用が阻害されている。

○ 所管省庁における対処方針

危険物施設の供用に当たっては、消防法令に定める技術上の基準への適合性を確認するため市町村長等が実施する完成検査前検査(液体危険物タンクの水圧検査等)及び完成検査が必要であるが、国際的基準に適合し、かつ、その旨が表示された国際輸送用タンクコンテナの場合については、従前より検査手続きの簡素化を認めているところである。なお、平成7年2月の政令改正等により、IMOが採択したIMDGコードに適合している旨の表示がなされている国際輸送用タンクコンテナについては完成検査前検査を廃止することとしたところである(平成7年4月1日施行)。