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市場開放問題苦情処理推進会議第2回報告書(平成7年3月14日)

6-(2) 銀行・保険業に関する規制緩和

○ 問題提起者:駐日ドイツ大使館

○ 所管省庁:大蔵省

○ 問題提起内容

外国金融機関が業務を行う上で日本の法制度は複雑で非効率なものであり、

(1)過度の報告義務

(2)明文化された法律や基準が不十分

(3)行政指導、非公式な規制等の存在

(4)資産市場および資産運用において外国金融機関の支店について障害がある等の問題があり改善すべき。

○ 所管省庁における対処方針

金融分野においては、預金金利の自由化、金融制度改革の実施など、根幹部分の規制緩和を積極的に推進してきたところである。また、許認可の審査基準等については、金融行政手続の透明性確保の見地から、これまでも極力明文化を図ってきたが、行政手続法の施行に際し、更に拡充を進めた。今後とも、金融行政の透明性、公正性、迅速性の向上にむけて努力を続けて参る所存。