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市場開放問題苦情処理推進会議第5回報告書(平成10年3月17日) |
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○ 問題提起者:在日米国商工会議所
○ 所管省庁:運輸省
○ 問題提起内容
船舶エンジンの認証について、運輸省及び日本小型船舶機構の規制は、不明確かつ恣意的である。特に、船舶エンジンの認証に何が必要なのか、国際的に受け入れられている書類は受け入れられるのか、又は製造所の報告書のような附属書類は要求されるのか等、現行の規制及びその新製品に対する適用を明確化すべきである。したがって、国際的に認められている基準を受け入れるべきである。
○ 所管省庁における対処方針
舶用エンジンの検査については公開された規則及び検査の方法に基づきすべてのエンジンについて同じように行なっており、内外無差別に適用している。実際、平成8年度に検査したエンジンのうち、20%以上は外国製であった。国際条約等に基づき統一されたエンジンの基準がないために、現在は各国が独自にエンジンについて検査を行なっているが、平成8年3月18日及び平成9年3月17日の市場開放問題苦情処理推進会議報告書を踏まえ、平成10年3月ISO9000シリーズを活用した検査の合理化を実施した。
フォローアップ(平成11年11月16日) |
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舶用エンジンの検査については公開された規則及び検査の方法に基づきすべてのエンジンについて同じように行なっており、内外無差別に適用している。実際、平成9年度に検査したエンジンのうち、約20%以上は外国製であった。国際条約等に基づき統一されたエンジンの基準がないために、現在は各国が独自にエンジンについて検査を行なっているが、平成8年3月18日及び平成9年3月17日の市場開放問題苦情処理推進会議報告書を踏まえ、平成10年3月にISO9000シリーズを活用した検査の合理化を実施したとともに、平成10年12月に小型舶用エンジンにつき適正と認められる船級協会の試験データの活用を図る措置を講じた。