(1) 総合規制改革会議の審議内容は、大きく以下の二つに分けられる。
経済社会の構造改革を進める上で必要な規制の在り方の改革に関する基本事項(以下、「基本事項」という)
規制改革3か年計画の実施状況監視と改定(以下、「計画改定」という)
(2) 基本事項については、以下について作業する。
経済社会の構造改革を進めるための規制改革に関する基本理念の検討
重点的に検討すべき分野を選択する考え方や基準の提示
医療福祉、雇用労働、教育、環境、都市再生等重点検討分野を選び、それぞれの分野のあるべき姿を踏まえ、これを実現するための規制改革の在り方を提示
(3) 計画改定については、以下の作業を行う。
会議の委員からの提案、産業界等からの提案の整理
提案に関する関係省庁との意見交換
3か年計画の実施状況の監視
上記を踏まえた3か年計画の改定についての意見取りまとめ
7月までに(1)基本理念の検討と(2)重点分野選択の考え方について一応の結論を出し、広く意見を求める。
その後、(3)重点検討分野についての改革の方向性を示し、関係省庁に対して、具体的な政策の検討を依頼する。必要に応じ、次期通常国会等への関連法案の提出を目指す。
(1)新規提案については随時整理し、(2)関係省庁に検討を求める。(3)実施状況の監視は、9月に各省に対して計画実施状況の報告を求め、10月に結果を取りまとめ会議に報告する。
両者を整理し、(4)12月に計画改定に関する会議の意見として取りまとめる。この意見を踏まえ、年度内に計画改定の閣議決定を目指す。