2001.6.20
医療WG主査
鈴木 良男
医療WGでは、特に7月までをターゲットとした重点検討事項として、下記項目を検討。
▽「真に国民の求める医療」という観点に立ち、持続可能な医療制度を維持するためには、特に高齢者医療を中心とした医療費の抑制が必要。
患者負担と報酬単価の見直し
慢性疾患の包括払い化(EBMの確立とそのためのカルテ・レセプトのIT化の促進⇒後述と関連)
診療報酬・薬価・医療材料価格等の決定方式の見直し
混合診療の活用
民間保険制度の導入促進
▽市場原理の働きにくいシステムを改革し、安価で良質な医療サービスの提供を実現することが必要。
医療機関への情報開示義務付け
標準的な医療の確立
医師免許の更新義務
医療サービス評価制度の確立
広告規制の緩和
診療報酬支払基金によるレセプト一次審査の廃止(保険者機能の強化)
株式会社方式による経営形態の導入
病院理事長要件の見直し
競争政策の徹底